「化学流産」を知っていますか?実体験の告白

皆さまは「化学流産」という言葉を聞いたことがありますか?

化学流産とは、受精はしたものの、受精卵の異常
着床が出来なかったことです。

妊娠検査薬では陽性反応が出るのに、その後、
生理のように出血してしまいます。

医学的には、「妊娠が成立」する前のことなので
流産数にはカウントされません。

また、「少し生理が遅れてきた」という程度で気付かないまま、
化学流産を経験している女性も多いそうです。

元フジテレビアナウンサーの高島彩さんなども
化学流産を経験したと発表していましたね。

私は、その化学流産を経験しました。

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化学流産の実体験

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生理予定日前から、いつも起こるPMS(月経前症候群)がなく、
乳首が痛むのと異様に体が熱かったので「もしかして」
と思っていました。

生理予定日1週間後に検査をし、妊娠を確認される方が殆どですが、
私は待ちきれずに生理予定日から3日遅れた日に検査をしてみました。

うっすらと出た陽性反応

結婚し、夫と「自然に任せて、授かれたら嬉しいね」
と話してから半年後のことでした。

「お腹に夫と私の血を受け継いだ子どもがいる」

そう思うだけで、とても幸せな気持ちになりました。

よく嬉しいことがあると「世界が輝いて見えた」
という表現が使われますが、まさにその通りでした。

夫もまだ膨らんでいない私のお腹を守るかのように眠りに就き、
数日間は何とも言えない幸福感で包まれていました。

ネットで出産予定日を計算してくれるツールで調べてみたり、
子どもの名前をぼんやりと仕事中に考えてみたり…。

しかし、私の幸福はそう長くは続きませんでした。

数日後、突然の出血。慌てて産婦人科を受診しました。

尿検査では妊娠反応が出ているけれど、エコーでは何も見えない。

子宮外妊娠の可能性もあるので、
激痛が起きたり大量出血が起こったらすぐに受診するように指示され、
もし普段の生理と特に変化がないのであれば、
生理として処理をして1週間後に受診するように指示されました。

結局、私の幸福はぬか喜びで終わりました。

「初期の流産は母体のせいじゃないよ」
「妊娠できる体だって分かっただけでも良かったじゃない」

と慰めてくれた人もいました。

けれど、そんな言葉よりも数日でも感じた子どもの存在を
失くしたことの方がショックでした。

その後、私が体調を崩したこともあり、
子作りは一旦ストップしています。

化学流産を経験して、もうすぐ季節が一周しようとしています。

今でも空に還った子どものことを思わない日はありません。

妊娠している人や子連れの人を見ると切ない気持ちになるのは…
少し落ち着いてきたかな?という感じです。

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今回、私の体験を書かせて頂いたのは、
皆さまに知ってもらいたいことがあったからです。

それは化学流産という、あまり知られていないけれど
子どもを望んでいる女性が経験するかもしれない
悲しい事態があるということ。

そして、妊娠・出産は奇跡の連続だということです。

卵子と精子が受精しても、着床しないこともあります。

着床しても心拍が確認できないこともあります。

「妊娠すれば、40週経過すれば健康な赤ちゃんが生まれてくる」
訳ではないということを知ってほしいと思い、
今回の記事を書かせて頂きました。

産まれたばかりの赤ちゃんを放置し死亡させてしまう事件
虐待の事件が、報道されることが多い今日ですが、
一度考えてください。

あなたの周りにもし、虐待の疑いがある家庭があれば
児童相談所に相談してください。

子育てに悩んでいる方は行政を頼ってください。

妊娠を望んでいないのであれば避妊をしてください。

人生に行き詰っているあなたも、
母親が必死に産んでくれたということを思い出してください。

せっかく生まれてきてくれた命をどうか大事にしてください。

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私は数日でも、母親になれて幸せでした。

けれど、今でも「どんな姿でもいい。生まれてきてほしかった」
と悔やむ気持ちはあの日から消えることはありません。

いつかまた、私のお腹に新しい命を授かることが出来た時、
私はこの悲しい過去を忘れることなく、
慈しみ愛そうと思います。

私の体験談で妊活に悩んでいる女性だけでなく、
男性にも「妊娠出産は奇跡の積み重ね」ということを
知って頂けたら光栄です。

稚拙でまとまりのない文章ですが、
最後までお読み頂き有難うございました。

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