古事記とは?口伝え?稗田阿礼の秘密とは?

平成25年は伊勢神宮が20年に一度行う式年遷宮と
60年に一度といわれる出雲大社の本殿遷宮が
同時に実施された記念すべき年でした。

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ちょっとした古代史ブームもあいまって
久しぶりに学生時代に触れた記紀を思い出した、
という方も多かったのではないでしょうか。

記紀とは古事記日本書紀の2つを指す言葉です。

今回は古事記について、ちょっと調べてみました。

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古事記とは?

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古事記は日本の歴史について最初に記された書物です。

その成立は712年頃、時の天武天皇の命を受けた
太安万侶という人が古い歴史を記憶している稗田阿礼
暗唱をもとに史書として編纂したと伝えられています。

歴史を伝える「口伝え」

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現代でも武道の奥義や一子相伝の職人の秘伝の技など
あえて文章化せず、口伝でのみ秘術を伝えることがあるようです。

この場合は秘密を守るため、あえて口伝という方法をとるわけですね。

しかし古代では文字が発達していなかったり、
紙や印刷技術がつたないばかりに、
後世に技術や知恵を伝える唯一の方法として
「口伝え」という手段に頼らざるを得ませんでした。

そこで人間レコーダーのように驚異的な記憶力を持つ
稗田阿礼のような人が活躍し、暗誦などによって
知識を次代に伝えていたとされています。

稗田阿礼の秘密

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とはいえ、いかに超人的な記憶力があろうとも、
国の歴史に関わる膨大な情報を一人の人間の脳に詰め込むのは
現実的に考えると無理があると思えるため

「稗田阿礼」とは固有の人物を指すのではなく
歴史を記憶するための職能集団の総称だと
考える人もいるようです。

確かに一人ですべてを覚えるより
章ごとに分担して覚えた方が効率もよいですよね。

また、仮にたった一人しかいない記憶者が
突然亡くなったらそれまでの歴史を知る人は
永久に失われてしまうことになります。

そのリスクを回避するためにも、複数で情報を共有
連携させた方が安心です。

古代のことなので、事の真偽はさておき
リスクを分散させるという考えは
情報化社会の現代日本にも当てはまります。

「ふるきを温めて新しきを 知る」

なんだかこんな言葉がぴったりですね。

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