受験生がいるご家庭では、
「何かしてあげられることはないか」
と受験生の家族に対して色々な思いを抱きますよね。
そんな時、ご家族がしてあげられる「受験対策」があります。
1:風邪対策は家族全員で徹底する
受験シーズンに猛威を奮うインフルエンザ。
受験生は接種することが多いでしょうが、
ご家族は接種しないというご家庭も見受けられます。
「インフルエンザワクチンを接種したから
インフルエンザにかからなくなる」
と思われている方もいらっしゃいますが、それは間違いです。
「インフルエンザワクチンを接種=インフルエンザの重症化を防ぐ」
だけであり、家族がインフルエンザに罹れば、
受験生も感染する可能性があります。
鶏卵アレルギーがない方などは、
家族もインフルエンザの予防接種を受けるようにしましょう!
インフルエンザと同等に怖いのがノロウイルス。
秋口から牡蠣などが市場に出回ることから、
ノロウイルスなども流行し始める傾向があります。
二枚貝などを調理する際は85度〜90度程度で1分半以上の
加熱をすることで、感染を防ぐことが出来ます。
また乾燥し始める季節になる前から、
うがい・手洗いを徹底することや、加湿器の準備、
アルコール除菌などを心がけるようにしましょう!
手指に擦り込むタイプのアルコールスプレーを
玄関先や洗面台などに常備しておくことをお勧めします。
2:落ち着いて勉強できる環境を作る
ただでさえ、ピリピリしている受験生。
日常で当たり前に発生する些細な物音すら
ストレスの原因になることが考えられます。
ゲームをしている兄弟がいるのであれば
音量を下げるようにさせることや、
受験生の部屋に聞こえない場所で
電話などをするように家族全員で配慮しましょう!
また、夜食なども
「家族が寝静まった後に勝手に食べられるもの」
を常備しておいてあげることも大切です!
「早く寝なさい」と言いたくなるかもしれませんが、
夜中の方が集中できる子もいます。
受験勉強のペースを掴んでいる場合は、
生活習慣が多少乱れていても見守る配慮が
必要になってきます。
但し、寝不足などで免疫力が低下する可能性もあります。
根を詰め過ぎている場合は
「2時間睡眠で、集中出来ない」よりも
「5時間寝て密度の高い勉強時間」を設ける
ことの大切さなどを話し合ってあげることも大切です。
3:気分転換をしようとする受験生を責めないで!
時には受験勉強というプレッシャーから
一時逃れたい時もあります。
家族と一緒にTVを観たり、
友達と食事に行こうとする受験生も勿論います。
気分転換をしている姿を見ると「少しは焦りなさい!」
と叱責する親御さんも多いようですが、
この場合は「ほどほどの気分転換は容認する」
という親御さんの心のゆとりが求められます。
周囲が受験モード一色に染まっていると、
受験生の重圧は計り知れないものになります。
時にはガス抜きをさせてあげる必要がありますし、
そのタイミングは十人十色です。
遊び過ぎている場合を除いて、友達と出掛ける日や
デートをする日を受験生が設定した場合は
「いってらっしゃい」と気持ちよく送り出してあげるのも、
家族だから出来ることです。
家族でドライブがてら合格祈願に出掛けるのも素敵ですよ!
いかがでしたか?
受験生は想像よりずっと苦労しています。
「うちの子は受験モードに入ってない」
と思われるご家族もいらっしゃるでしょう。
けれど家族が見守ってくれる安心感は
受験生にとって何よりの力になります!
ご家庭で受験対策を強化し、受験生が安心して
受験に臨める環境を作ってあげましょう!
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