ハイドンも絶賛する天才!モーツァルト!未完の名作レクイエムとは?

スポンサーリンク

音楽の授業や音楽室で、必ず目にするモーツァルト

名前だけならもちろん、曲も聞き覚えのある曲があったり
すると思います。

けれどどんな人物だったのか、どんな曲があるのかを、
覚えている人は少ないのでは無いでしょうか。

なので少し調べてみました。

モーツァルトについて

mozart03

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは、1756年
音楽家でヴァイオリニストの父の元に生まれます。

この父によって天才であると見出され、幼い頃から音楽教育を
受けるようになり、3歳チェンバロを弾き、5歳で初めての
作曲を行います。

まさしく天才、神童と呼ばれるのも納得です。

幼い頃から父と共に各地へ演奏旅行に回り、その甲斐あって
モーツァルトの神童ぶりはヨーロッパ中に広がることになります。

記憶力の天才と言われ、作曲するのが驚くほど早く、
たった3日交響曲を書き上げたりもしたそうです。

5歳から、亡くなる35歳までに作った曲は600曲以上

その短い生涯を考えれば、かなりの天才ぶりが見て取れます。

彼の死に際して同じ作曲家のハイドンは、

「彼のような天才はこの先100年経っても現れないだろう」

と語ります。

そのハイドン、ベートーベンと並んで、モーツァルトは
ウィーン古典派三大巨匠の一人に上げられます。

モーツァルトの代表曲

mozart02

モーツァルトは生涯で、数多くの作品を残していますが、
その中で代表曲と言えば、何でしょうか?

まずモーツァルトのピアノソナタ第11番

これは第3楽章が有名な「トルコ行進曲」

セレナードでは「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」

モーツァルトのオペラならば、「フィガロの結婚」や、
生涯の最後に完成させた「魔笛」なども有名ですね。

これは4大歌劇と言われるもので、他に「ドン・ジョヴァンニ」
や、「コジ・ファン・トゥッテ」があります。

交響曲第41番「ジュピター」と呼ばれ、モーツァルトが
作曲した最後の交響曲です。

代表曲と言っても、どれもこれも代表曲にふさわしく、
さらに数が多いので書ききれません。

ここに上げたものだけでも聞いていただければ、きっと
一度は耳にしたことがある、聞き覚えのあるものだと思います。

モーツァルトのレクイエム

mozart01

代表曲と言って良いほど有名な、モーツァルトの「レクイエム」
この曲には不思議な話がありました。

モーツァルトはある日匿名の依頼を受けます。

それが死の世界の使者で、モーツァルトは自分の為にレクイエムを
作曲していた、と言うのです。

それが未完のまま、モーツァルトが生涯を終えた事もまた、
伝説に拍車を掛けました。

正しく天才作曲家にふさわしいエピソードとも言えますね。

けれどこの真相は、とある貴族が自分の作品として発表するために
依頼したと言う事らしいです。

未完の作品は、弟子のジュスマイヤーが完成させていますが、
やはり天才にはほど遠く、後世様々な人がモーツァルトが
残した楽譜を元に、レクイエムの再構築を試みます。

そのため、モーツアルトのレクイエムには数多くの別版
産まれることになりました。

生涯を終えてなお、モーツァルトの曲は作り続けられているのだと
考えると、不思議な気持ちになりますね。

コメント