「今まで病院にかかったことがない」という方は稀だと思いますが、
体調不良や検診結果などで新しい病院へ初めてかかろうとするときに、
あると便利なものがあることをご存じですか?
今回は、開業医の受付をしている方から
「患者さんがこれを持ってきてくれると診察がスムーズですよ!」
というものをご紹介いたします。
1:お薬手帳
今までどこかの病院でお薬を出してもらったことがある方や、
別の科でお薬をもらっている方は必ず持って行きましょう!
飲み合わせが危険なお薬、過去に副作用が出たお薬などが
一目でわかるので、医師もお薬を処方する際の参考になります。
特に、小さいお子さんやお年寄りの方は
お薬の名前や用量などを正確に覚えている方は稀ですので、
付き添いの方が準備しておくといいですよ。
2:健康診断の結果は、過去のものも併せて持参
健康診断の結果が思わしくなかった時、
過去の検診結果もあるようでしたら持参しましょう!
1回の検診結果だけでなく、時列式で様子を見られること
によって精査の内容も異なってくることがあるようです。
また、家族性の疾患の可能性などもありますので、
血縁者(両親・兄弟など)の既往歴なども分かる範囲で
構わないので、メモなどで記録しておくといいでしょう!
感染系の疾患の可能性もありますので、
海外の渡航歴などもしっかり覚えておきましょう。
性交でも感染する可能性がある疾患(肝炎など)の場合は、
既婚者は伝えにくいかもしれませんが、
自分の体のことをまず第一優先に考えて、
聞かれた時はきちんと答えるようにするといいですよ。
3:体調不良の変化の記録
病院って何故か緊張して、伝えたいことを
全て伝えられない患者さんも多いそうです。
医師の問診に受け答えすれば、問題はないのでしょうが、
受診するまでには「この症状も気になる」と思っていたのに、
伝えきれずに受診終了…。
それでは、せっかく病院にかかった意味が
なくなってしまいますし、
患者さんも不安要素をぬぐえませんよね。
メモ程度、簡単で構わないので
記録をつけておくのをお勧めします。
例えば、風邪症状で受診する際
昨日…38℃の発熱。のどの痛み。体の節々が痛い。
今日…発熱継続。頭痛。
などというように書いておくと、
「一昨日の腹痛と下痢は治まりましたか?」
というように医師も症状の変化を理解できますよ。
受診した際に腹痛が治まっていたから
うっかり伝えるのを忘れて、再受診…
では受診料も時間ももったいないですよね!
血圧が気になるという方は、
自宅で起床時や夕食後など決まった時間に
家庭で血圧を測っておくのも大事です。
いかがでしたか?
白衣を目の前にすると、
何故か緊張してしまいがちですよね。
私も「あー、この症状相談し忘れた」
という失敗がよくありました。
問診票を書く病院がほとんどですが、
その時にあたふたしないように準備をしておくと
安心できるので参考にしてみてくださいね。
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