近年、幼い命が犠牲になる事件が多発しています。
未来ある子どもたちの命を脅かす行為は、
決して許されるものではなく、
遺族の方々の苦しみは生涯続いていくのだと思うと
胸が痛みます。
今回は、多くの学校で配られている防犯ブザー以外に
「子どもを守れる方法」をいくつかご紹介したいと思います。
1:子どもの居場所を知れるサービスを利用しよう!
携帯電話が持ち込み不可の学校が多い中、
警備会社が作られたGPS機能付きの見守りサービスがあります。
これは、子どもが危険を察知したときにボタンを押せば、
警備会社が駆けつけてくれる他、親御さんも子どもが
どこにいるかを携帯やパソコンから確認できるものです。
小型化されているので、ランドセルの中や登下校中のみ
ポケットに忍ばせておくようにすることができ、
必要に応じて警察にも通報して連携をとってくれます。
携帯電話ではないので、月額使用料もお安く、
お子さんが携帯電話のように無駄遣いをする心配もありません。
・イルカーナ⇒http://www.kato-denki.com/irukana/
・みっけ!GPS⇒http://www.mikkegps.jp/index2.html
2:携帯電話で居場所を確認しよう!
携帯電話が持ち込みOKの学校であれば、
携帯電話会社のオプションにある「GPSで居場所を確認」
できる機能を活用してみましょう!
ただし、過去の悲しい事件の報道を見ていると携帯電話は
最初に捨てられてしまったりしているケースもありますので、
お子さんにどこに入れておくか、登下校の途中に一定の場所に着いたら
メールを入れるなどの防犯対策を家族で話し合う必要があります。
・au⇒http://www.au.kddi.com/mobile/service/smartphone/safety/anshin-navi/
・SoftBank⇒http://www.softbank.jp/mobile/product/mimamorigps/201z/feature/feature_1/
・Y!mobile⇒http://www.ymobile.jp/service/ichinavi/
3:子ども110番の家の存在を子どもに教えよう!
昔から「子ども110番の家」「子ども110番の店」などという
看板を掲げて、地域の子どもを見守ってくれている
ボランティア活動がありますが、
意外と子どもたちはその看板の意味や存在に
気が付いていないことがあります。
登下校の道を家族で一緒に歩き、「ここにあるね」
というように子どもに教えるのも大切なことです。
また、下校時の時間を一緒に歩いてみることで
「昼間は人通りが多いけれど、夕方になるとここは危険」
というスポットを親が把握しておくのも大切なことです。
そういった危険スポットはなるべく避けるようにさせたり、
学校に相談をすることが望ましいでしょう。
4:学校・親・地域が一丸となり、子どもを守ろう!
今はボランティアの方々が子どもの登下校を見守ってくれている
ところもありますが、子どもたちが多く通る道にしかいない
というケースも多く見られます。
学校や親、地域で危険そうなスポットを把握すること、
子どもが1人で通らなければいけない道には防犯カメラを
設置してもらうなどというように地域で子どもを守る相談会
などを開いて話し合うことで防げる事件もあります。
共働きでお子さんが鍵っ子の場合などは、
隣近所に子どものことをお願いできるようになると安心ですね!
いかがでしたか?
許されない悪人は、あの手この手で子どもを騙そうとします。
純粋がゆえに騙されてしまう子どもを0にするように、
各家庭や学校・地域などで子どもを守るセキュリティを
話し合いましょう!
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