車で移動する際に、冬場に悩まされるのが
「フロントガラスについた霜」ですよね。
間違った霜の落とし方をしていると、
フロントガラスが傷ついてしまったり、
かえって凍結してしまう可能性があります。
今回は正しい、車の霜対策をご紹介したいと思います。
1:お湯をかけるのはNG
お湯をかけると霜が溶けるので、
すぐに車を動かせると思っておられる方がいますが、
これは間違った霜の落とし方です。
いくら車用のガラスで特殊加工をされているといっても、
熱で膨張してしまい破損する原因になります。
例えば、ガラスの器に熱湯を注げば…
どうなるかは想像がつきますよね?
車も同じです。
お湯をかけるのは早い方法ですが、
安全上お勧めできません。
但し、ぬるま湯程度でしたら問題はないので、
車内エアコンを使いながらぬるま湯を
垂らしてみるのも効果はあります。
2:ワイパーとウォッシャー液で削らない
ワイパーとウォッシャー液で霜を削ろうとする方もいますが、
これはワイパーの破損原因になる以外にもフロントガラスを
傷つけてしまう可能性があります。
どうしても霜を削りたい場合は、霜を削るスクレーパーなどで
優しく削るようにするといいでしょう!
3:霜よけスプレーを塗布する
カーショップなどでは、霜よけスプレーや
霜溶けスプレーなどが300円~500円程度で
販売されています。
事前にスプレーをかけておくのもいいですし、
霜が降りた時に溶かすためスプレーを使うのも
効果的ですよ!
また、ディーラーや整備士がいるガソリンスタンド、
カーショップなどでガラスのはっ水加工を施しておくと、
霜がつきにくくなるなどのメリットもあります。
4:出発したい5分前に車のエンジンをかける
今はエンジンスターターなどもあり、
部屋にいながら車のエンジンをかけることが出来ます。
エアコンを最大にしておき、エアコンの吹き出し口を
デフロスター(フロントガラス部分に空気が当たるようにする)にし、
外気導入に設定しておきます。
すると、5分も経たない内に車が温まり、
霜も溶けていることがあります。
翌日の冷え込み具合をチェックしておき、
霜がびっしりついてしまいそうな時はワイパーを立てておき、
出発前に車を温めるといいですよ。
乗る際も寒い思いをせずに済むのでお勧めです。
5:バスタオルや専用のマットをフロントガラスにかけておく
前日の内に、フロントガラスにバスタオル数枚や毛布などを
かけておくのも霜がつかないのでお勧めです。
「風で飛んでしまいそう」と不安な方は、
バスタオルなどをマグネットなどで止めて置くなどの
対処をしておくといいでしょう!
また、専用の「霜対策マット」なども販売されているので
こういったものをうまく活用することで朝の手間を
省くことも出来ます。
いかがでしたか?
寒い冬の朝に霜落としはとっても辛いものですよね。
霜が降りそうな季節になる前に、
ご自分に合いそうな対策を覚えておきましょう!
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