奥さんが子どもを授かった時、多くのご主人はまた
「親になる」という実感が持てずにいます。
女性は妊娠が分かったその時から、日に日に
お腹の赤ちゃんを愛おしく思い母性が沸いてくるものですが、
男性は自覚症状がないために生まれるまで
父性が沸かないということもよくあることです。
しかし、愛する人との子どもをお腹に授かった女性は、
パートナーにも同じように自覚を持ってほしい
と願うものでもあります。
今回は奥さんの妊娠が分かったら、
男性に分かっていてほしいことをご紹介します。
1:妊娠中は心身が不安定になりがち。
妊娠初期は「つわりで吐いている」というイメージが
強いものですが、つわりと言ってもひとくくりに
吐くだけではありません。
食べていないと気持ち悪くなる食べつわり、
吐くまでは至らないけれどムカムカするつわり…
それは人それぞれであり、
一子と二子の時と症状が異なることもあります。
まず、初期の妊婦さんは急激なホルモンの変化で
感情的になりやすくなります。
泣く、怒る、落ち込む…そういった感情の爆発に
動揺を隠せない男性も多いのではないでしょうか。
初期は、流産の危険性も多いことから
特にナーバスになりがちです。
グータラしているように見えても、
本当はしんどくて仕方がないこともあります。
また中期、後期もお産への不安や周囲の反応などで
精神的にも肉体的にも厳しいと訴える妊婦さんは
とても多いものです。
産後うつにさせないためには、
パートナーの気配りが大切です。
2:ほんの少しの気配りがイクメンへの道!
もし、あなたが体調不良の時に「ゆっくりしていて」
とねぎらいの言葉をかけられても仕事へ行くのが
当たり前というような顔を奥さんにされたら、
「心配してんのか?」と思ってしまいますよね。
確かに妊娠は病気ではありませんが、
もう一つの命をお腹に宿しているということは
かなりハードなものです。
・赤ちゃん雑誌を一緒に読む
・奥さんとの会話を大事にする
・飲み会などの外出は少し控える
などのほんの少しの気配りをパートナーが率先して行うことで、
妊婦さんの不安は解消されるものです。
親になるという実感が持てずにいても、
愛する奥さんの体調の変化を見過ごすことは
出来ないはずです。
「妊婦だからって甘えるな」なんていう言葉は
言語道断ですよ!
帰って夕食の支度がされていなくても、
そっと手助けが出来るように心がけると、
我が子が生まれてから近所で評判のイクメンになれる
可能性が高くなります。
いかがでしたか?
最初から完璧な親なんていません。
奥さんと二人三脚で少しずつ「守るべき命」の存在を感じて、
奥さんに「うちの旦那はいい父親になれる」と安心して
マタニティライフを過ごせるように、
今日から少しずつ歩み寄ってみませんか?
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