9月23日は秋分の日ですね。
とは言っても、毎年同じ日ではないらいしので
秋分の日について調べてみました。
秋分の日の意味は?
「秋分」とは、二十四節気の第16で、昼と夜の長さが
等しくなる日なのですが、「秋分の日」というのは、
天文計算で求められて日付が決められているってご存知ですか?
秋分は定気法で「太陽が秋分点を通過した瞬間」
と定義されています。
地球は太陽の周りを365日と6時間かけて一周していますが、
4年に一度の閏年で調整しても若干のずれが出てきてしまいます。
つまり太陽と地球の位置関係により、
年によって秋分の日付が変わってくるわけです。
天文計算上、1980年から2011年までは毎年9月23日が
秋分となり、2012年から2043年までは閏年は9月22日と
なりますがそれ以外は9月23日となるそうです。
また、9月24日が秋分となるのは、次は2103年で、
21世紀中にはもう生じない計算になるそうです。
最近はハッピーマンデー制度で祝日を特定の月曜日に
移動させてしまっているので、本来の国民の祝日の日付を
忘れてしまいがちですが、
秋分の日は天文計算で決まる以上、
我々の都合で変更されることはないということですね。
秋分の日は秋の彼岸
ところで、日付の定義はさておき、秋分の日とは
秋の彼岸の頃にあたりますので、お墓参りに行ったり
祖先を供養する日でもあります。
これは、仏教ではあの世を彼岸といい、この世を此岸(しがん)
といいますが、彼岸は西に此岸は東にあるとされており、
太陽が真東から昇って真西に沈む秋分の日や春分の日は、
あの世とこの世が最も通じやすい日であるため
とされているからです。
普段のお墓参りとは違って、この日ばかりはご先祖さまに
より気持ちが通じそうですね。
そんな思いでお参りに行ってみるのも良いかもしれませんね。
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