春の季節、日差しが強く晴れて、風が弱い日、そして気温が
25度以上になると光化学スモッグ注意報が発令されることが
多くなります。
全国では特に関東地方でよく注意報が出されているようです。
注意報が出ても、あせらないように事前に光化学スモッグ
についておさらいをしておきましょう。
光化学スモッグとは?
大気中に排出された、工場や車から出る窒素酸化物と
炭化水素が紫外線によって化学反応し
光化学オキシダントという大気汚染物質が作られます。
これが大気中に霧状に滞留した状態のことを
光化学スモッグと呼ばれています。
光化学スモッグが体に与える影響は?症状は?
とくに目や呼吸器に影響があります。
呼吸器の症状としては、のどに刺激を感じ、
咳が出たり息苦しくなったりします。
目の症状では、チカチカしたり、涙が出たりします。
その他の症状として、めまい、頭痛、吐き気など
比較的一過性なものが、屋外にて発生します。
個人差が大きいため、ほかの人が大丈夫でも、
自分だけ痛みを感じたりもします。
とくに被害を受けやすいのは幼児、子供、
年配の方なので要注意です。
また呼吸器系に問題がある方、
ぜんそくなどを患っている方は気を付けましょう。
症状が回復しない時や手足にしびれが出た場合は、
はやめにお医者様にみてもらいましょう。
光化学スモッグ注意報が発令されたらどうすればいい?
屋内に入り、外出するのを控えましょう。
子供と公園であそばないで、その日は屋内で
過ごしましょう。
家に帰ってきたら、水道で目をよく洗い、
うがいをしっかりしましょう。
窓やカーテンを閉め、外の空気が入らないようにします。
マスクで予防はできませんから、外気にふれないよう、
外に出ないことが一番良い対策です。
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