皆さん、「クエン酸」と聞いて何を思い浮かべますか?
クエン酸とは?
クエン酸とは、梅やレモンなどに含まれる有機酸の一種で、
酸っぱさの素となる主成分です。
レモン一個に約1.5~4gのクエン酸が含まれています。
酸と名がつきますが、性質はアルカリ性になります。
昔は大変貴重で高価な原料でしたが、
今は、サツマイモのデンプンなどを発酵させて
安く簡単に作ることができます。
果実に含まれるクエン酸と比べ安全性についても
問題ないと言われています。
酸っぱいものはカラダに良い、とよく耳にしますが、
クエン酸はどういう仕組みで健康に働きかけ、
そしてどんな効果があるのでしょうか。
クエン酸回路とは?
私たちの体は、摂取した食べ物をブドウ糖やアミノ酸などに
分解し、酵素によって酸化してエネルギーを作り出します。
この過程でブドウ糖を完全燃焼し、乳酸などの疲労物質を
溜め込まないようにする重要な役割がクエン酸で、
このエネルギー変換システムを「クエン酸回路」と呼んでいます。
クエン酸回路の効果は?
このクエン酸回路がうまく働いていれば、
体内を弱アルカリ性に保ち、体力を増強して
若さと健康を保つことができますが、
逆にうまく機能していないと、乳酸を分解できず、
再度エネルギーに変換させることもできないまま
体外に排出せず蓄積させてしまうので、
疲労や筋肉痛、肩こりなどの症状となって私たちを悩ませます。
また、乳酸が体内に増えると体が酸性に傾き、
活性酸素も増えます。
そうなると血管や心臓にダメージが与えられ、
重大な病気を引き起こす可能性にもつながってしまうのです。
クエン酸ひとつにも大きな働きがあるのですね。
クエン酸を含む食品は?
クエン酸を多く含む食品は、レモン、夏みかん、
グレープフルーツ、桃、いちご、キウイ、梅
などですがこれらを大量に摂るのは無理があります。
またクエン酸は摂取してから5時間程度で
体外に出てしまいます。
薬局などでサプリメントや粉状の商品が販売
されていますので、効果を持続させるには
こういった商品を利用するのも良いかもしれませんね。
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クエン酸の効果が5時間程度しかもたないとは
知りませんでしたね。
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