インフルエンザが流行する季節ですね。
お出かけには注意が必要です。
インフルエンザはご存じだと思いますが
インフルエンザ脳症はご存知でしょうか?
2015年1月、長野県松本市の病院で
インフルエンザに集団感染し、
そのうち入院患者と女性看護師が
インフルエンザ脳症で亡くなったという
ニュースがありました。
子供におこるかもしれない
インフルエンザ脳症について
調べてみました。
インフルエンザ脳症とは?
インフルエンザ脳症とはインフルエンザに
かかった1歳~5歳の幼児にみられる
重篤な疾患です。
けいれん、意識障害、異常行動など
急速に進行する神経症状がみられ
さらに血管が詰まったり
多くの臓器が機能しなくなり
その結果命にかかわる重篤な状態になる
疾患をインフルエンザ脳症・脳炎といいます。
脳症と脳炎の区別は難しいですが
一般的に脳内に直接ウイルスが
浸潤して炎症をおこす場合を脳炎といい
脳内にウイルスが検出されず
過剰な免疫反応が見られる場合に
脳症とされます。
インフルエンザ脳症の症状は?
脳症の発症は急激でインフルエンザに
かかったその日から1~2日ほどで
発症します。
よく見られる症状はけいれん、意識障害、
異常行動などです。
けいれんは60%~80%に見られ
全身がガタガタ震えるような硬直性が
多く持続時間は一定せず
短い場合は1分程度です。
熱性けいれんの場合もありますが
脳症の可能性もありますので
まず医療機関に連絡をしましょう。
意識障害は起きているのか寝ているのか
分からないような状態です。
呼んでも返事をしない、少しの痛みでは
反応しないような状態です。
この場合は寝ぼけている場合もありますが
症状がどんどん進むようだったら要注意です。
医療機関に連絡をしましょう。
異常行動は人を正しく認識できない、
自分の手を噛む、意味不明な言葉を
発する、ろれつがまわらないなどです。
このような症状があらわれたら
早めに医療機関に連絡をしてください。
インフルエンザワクチンは脳症を予防できるの?
一時期はインフルエンザワクチンを接種して
いても脳症にかかる場合があります。
ワクチンは毎年接種を続ければ
だんだん免疫も高まりやすくなるので
積極的に接種した方がいいと
いわれています。
脳症の発症が1~5歳頃に多い事を
考えると生後6か月頃から
接種してあげるといいと思います。
私の子供も最近インフルエンザに
かかってしまいつらい思いを
させてしまいました。
インフルエンザ脳症聞いたことは
あったのですがどんなものかを
知って怖い病気だなと思いました。
もし子供が脳症にかかってしまったら
と思ったらゾッとしました。
完璧な予防処置ではないですが
予防接種を受けさせようと思います。
皆さんのお子様もインフルエンザ、
インフルエンザ脳症にかからないように
予防してあげましょうね。
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