もうすぐ春ですね。
よく聞く桜前線って何?
いつから発表されていたの?
ちょっと疑問を感じたので、
桜前線について調べました。
桜前線とは?
桜前線とは日本各地の桜、主に
ソメイヨシノの開花予想日を結んだ
線の事です。
おおむね南から北へ高度の低い所から
高い所へと前線は進みますが
九州より北に位置する南関東の方が先に
咲く場合があるなど開花予想日が
必ずしも連続した線とはならない
年もあります。
3月の初めから気象庁が発表する
「桜の開花予想」の中に示されていて
桜前線はマスコミによる造語で
気象庁の公式用語ではないそうです。
桜前線の歴史は?
明治末期から大正初年にかけて
日本各地で冷害による農産物への
被害が多発しその解決策として
長期予報とともに
気象状況から植物の生育を
予想して農法や栽培品種の選定に
役立てる技術の研究開発が行われる
ようになりました。
1926年から東京付近の桜の開花の
調査をはじめ、1928年には
最初の開花予想式による開花予想が
行われました。
気象庁による「さくらの開花予想」
の発表は1951年に関東地方を対象に
始められました。
その後1965年より沖縄・奄美地方を
除く全国を対象に行われるように
なりました。
2010年からは予想はやめて観測のみを
行っています。
桜が5~6輪開いた場合が開花となります。
また2009年から定義に満たなくても
数輪咲いた場合は開花間近と
発表していました。
対象地点は?
予想対象は気象庁の標本木です。
各気象台内やその周辺にあります。
今年も桜の観測が続けられる58地点の
うち奄美・沖縄地方を除いた53地点に
ついて予想を発表しています。
今年2015年の桜開花前線は??
今年の桜は平年並みか早く咲く所が
多いそうです。
ただ九州や中国、四国、北陸地方では
比較的早い開花となった去年よりは
遅く咲く傾向だそうです。
このあと2月から3月にかけての
気温は寒暖の波があるものの
平均すると平年並みか少し高くなり
そうです。
このため桜の開花は平年並みか
早くなるそうです。
今年の桜前線は高知からスタート
する可能性が高くなっています。
日本気象協会の予想によると
広島と愛知は3月25日頃、東京3月26日頃、
大阪3月27日頃、山梨3月28日頃、
新潟4月10日頃、宮城4月12日頃、
北海道5月5日頃
と北上するようです。
毎年桜前線って聞いたことは
あったんですが詳しくは知りませんでした。
桜が咲いたら春だなと感じます。
満開になった桜ってとても綺麗ですよね。
私は毎年楽しみにしていて
満開の桜の下でお花見するのが
毎年恒例の行事です。
みんなでお酒やお弁当を食べながら
わいわい騒ぐのって楽しいですよね。
お昼に見る桜もいいですが
私は夜桜も見に行きます。
ライトアップされた桜はまた
違った美しさですよね。
皆さんも桜前線をチェックしながら
満開の桜を心待ちにしてみませんか?
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