「こんにちは!宅急便です!」と言われた場合、
どこの業者か分かりますか?
実は「宅急便」と言う言葉が使用出来るのはヤマト運輸だけなのです。
ヤマト運輸とは?
ヤマト運輸と言えば「クロネコさん」ですね。
ヤマトホールディングスを親会社とし三越(三越伊勢丹)や
松下電器産業(パナソニック)などの専属配送業者から
スタートしました。
1976年に個人向けの宅配サービスをスタートさせ
初日の取扱量はたった11個!!
しかし、その利便性などからたった半年で170万個にまで
増えました。
また1997年、小笠原諸島で営業を開始した事で
全ての離島を含む全国展開となりました。
飛行機や大型トラック、鉄道などさまざまな方法で
荷物を運んでいるのですが、奈良や京都など道幅の狭い所では
リヤカーで配達をしています。
セブンイレブンと提携する事で24時間荷物の受け取りが可能になったり、
スキーやゴルフなどの専門荷物に特化したりと一口に荷物を送るとしても
色々な方法があるのも特徴です。
2015年3月で廃止された「メール便」はポストに直接届くと好評でした。
メール便に変わる新たなサービスとして
「ネコポス」「宅急便コンパクト」の二つが
開始されますがどのくらい定着するのか楽しみですね。
魔女の宅急便とヤマト運輸との関係は?
ちなみに、
「魔女の宅急便」と言うタイトルのアニメがあります。
実はこのタイトル、当時とても問題になったのです。
それは、原作者が「宅急便はヤマト運輸の登録商標」
だと知らずに使用したからです。
コラボした作品ではない事は見た事がある人なら分かるかと思います。
荷物を運ぶのは魔女のキキと黒猫のジジですから。
この作品が映画化するにあたり、ヤマト運輸は正式に
スポンサーとして契約をしています。
そして「こころを温かくする宅急便です」
と言うキャッチコピーと共に企業CMを作って
問題を解消しました。
余談ですが、映画に登場した黒猫のジジはヤマト運輸の
トレードマークの黒猫とは全く関係ないそうです。
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