世界的に見て日本のお弁当は芸術だと言われています。
欧米ではお弁当と言えばサンドイッチなど軽食をホイルに包んで
持って行くケースがほとんどです。
日本のお弁当は芸術!
それに比べて日本人の持つお弁当はご飯とおかずが
バランス良く配置され彩りにも気を使って作られたものが
多くありますよね。
特に子供用のお弁当にはデコ弁やキャラ弁など食材を駆使し、
かわいいキャラクターなど日本独自の進化を遂げて来ました。
ガラケーならぬガラ弁ですね。
オーソドックスな所でタコのウインナーやりんごのウサギ
などです。
またキャラクターでなくてもハムの中にポテトサラダを
入れたりミートボールと枝豆をピックで刺したりと
手の込んだおかずが並びます。
日本のお弁当のはじまりは?
しかしなぜ日本人のお弁当はこんなにも手が込んでいる
のでしょう。
お弁当のはじまりは戦国時代にまでさかのぼります。
蒸したり煮たりしたお米を日干しし持ち歩いていました。
やがて安土桃山時代になると重箱に詰め貴族や大名がお花見や
お茶会を開いて楽しみました。
江戸時代になると幕の内弁当が作られます。
芝居の幕間にお客さんが食べていた事に由来した名前です。
明治時代には駅弁が登場します。
花見を楽しんだり芝居を楽しんだり汽車から景色を眺めながら
食べていたお弁当は彩りもどんどん鮮やかになり現代へと
受け継がれていきました。
日本が世界に誇る文化「お弁当」
学校や会社へ持って行くお弁当。
電車で食べる駅弁。
飛行機で食べる空弁。
電車で食べる駅弁。
飛行機で食べる空弁。
さまざまなお弁当があり、その土地ならではの食材を
堪能できるお弁当が人気です。
日本独自の進化を遂げた日本が世界に誇る文化「お弁当」。
作成時間数時間など手をかけすぎるお弁当は衛生面でも
褒められたものではありませんが、かわいいデザインと
綺麗な配色で毎日のお昼が楽しくなる物を作りたいものですね。
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