PM2.5とは?環境省の環境基準値は?成分は?予報は?対策は?

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気温が上がり暖かくなってくると、
花粉とPM2.5が気になりますね。

花粉は日本国内に原因がある以上仕方がない
と思えますが、PM2.5についてはどうでしょう。

改めてPM2.5について調べてみました。

PM2.5とは?

まずPM2.5という名称についてですが、
PMはparticulate matter(直訳すると微粒子の物質)」
の頭文字で、大きさが2.5マイクロメートル(μm)以下、
という意味でPM2.5と呼んでいます。

これまで有害物質といわれていた物が10μm
SPM(浮遊粒子状物質)でしたので、
それより更に細かく小さいということです。

pm2501s

(図参照)

PM2.5の成分は?

成分はというと、物を燃やして排出されるすすや、
ばい煙やふん塵を排出する工場や自動車、
航空機などから発生する硫黄酸化物、窒素酸化物、
揮発性有機化合物などの大気汚染物質
紫外線で化学反応して粒子化した物になります。

pm2502

(図はPM2.5発生のしくみ)

このようにPM2.5は、とても細かくて大気中に
溶け込んでいるため体内に取り込みやすく
しかも肺の奥や粘膜まで入り込んでしまいます。

ですので呼吸器系循環器系持病を抱えている
方は特に注意が必要です。

pm2.5の予報は?対策は?

pm2503

各自治体はHPなどでPM2.5飛来状況予測数値
発表していますので、環境省の環境基準値の35μg(マイクログラム)
の2倍の70μgが測定された場合は高齢者やこどもだけに限らず、

若者や健常者の成人でもPM2.5対応の防塵マスクで対応するか、
外出を控えるほうが無難です。

pm2506防護マスク

また自宅に居る場合でも、
窓は閉めきり洗濯物室内で干します。

それでも気になる場合は、高性能の空気清浄機
使用するなどしましょう。

pm2508

ただPM2.5は小さすぎて目に見えませんので、
効果は確認できません。

除菌や除去も不可能かもしれないと考えた場合、
やはりなるべく室内に持ち込まないことを心掛け、

外出先から帰宅した際は、外で衣類払ってから
家に入るようにする、難しいですが換気扇も回さない、
などの徹底した対策が最も確実といえます。

黄砂の時期と重なるとのことですので、
この2月から4月頃までが要注意です。

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