アメリカで食品の添加が禁止になったトランス脂肪酸。
日本でもおなじみの食品に多く含まれている事を
御存じでしょうか?
トランス脂肪酸とは不飽和脂肪酸!
トランス脂肪酸とは天然の植物油には
ほとんど含まれていない成分で構造中に
トランス型の二重結合を持つ不飽和脂肪酸です。
天然の植物油にはほとんど含まれていない=合成物質
つまり人工的に作られたものがほとんどと言う事です。
一定量以上を摂取すると悪玉コレステロールを増加させ
心臓疾患のリスクを高めるとして、2003年以降
様々な国で使用を規制する動きが出ています。
もちろん自然界に全く存在しないわけではありません。
ウシやヤギの肉や乳には含まれています。
しかし、その量はごく微量でそれらが含む脂質の
2%から5%ほどです。
人工のトランス脂肪酸を含むマーガリンやショートニングには
数%から十数%が含まれています。
例えばほとんどの家の冷蔵庫に常備されているであろう
マーガリン。
その80%ほどが脂肪です。
トランス脂肪酸は約15%。
100gのマーガリンを使用すると15gは
トランス脂肪酸と言う事になります。
トランス脂肪酸の摂取率アメリカと日本との違いは?
WHOでは一日に摂取するカロリーに対し
1%未満に抑えるように勧告しています。
日本は0.3%ほどとこの条件はクリアしています。
アメリカは2.6%ほど(日本の8倍以上!)となっていますので、
添加禁止処置とされたのでしょう。
クリアしていても不飽和脂肪酸の低減を
発表している企業は沢山あります。
セブン&ホールディングス・フランソア・pasco・
モスバーガー・ロッテリア・ミスタードーナツ・
ケンタッキーフライドチキン・ブルボン
モスバーガー・ロッテリア・ミスタードーナツ・
ケンタッキーフライドチキン・ブルボン
などなど。
日本が世界に誇る「和食」。
和食にはマーガリンやショートニングは含まれておりません。
トランス脂肪酸だけでなく健康的な食事として
注目される食事ですので積極的に食べるようにしましょう。
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