おかずとしてもオヤツとしても人気の高いさつまいも。
ただの甘い芋と思ったら大間違いですよ!
さつまいもの栄養は?
さつまいもは1597年中国を経由してフィリピンから
宮古島に伝わりました。
沖縄には1612年、石垣島には1694年、
それぞれ別のルートから伝来し
それぞれの島で急速に普及しましたが島外へ
伝える事はあまりなかったようです。
デンプン質が豊富なためあの甘さがあり
エネルギー源として重宝されます。
また加熱しても壊れにくいビタミンCと豊富な
食物繊維は女性に嬉しい成分です。
しかし、タンパク質が低いためサツマイモだけ
食べていると栄養不足になってしまいます。
さつまいもを美味しく食べる調理法は?
サツマイモを調理する際60度程度で長時間加熱すると
甘みが増します。
昔懐かしい石焼き芋は正に60度!ふかしイモも
約60度程ですので、この二つが一番サツマイモの
甘みを引出し尚且つ他の成分も逃がさない
サツマイモ最大の調理法かもしれません。
また、日光にさらす干しイモも甘みを引出す調理法です。
しかし、灰汁が多いため切るとすぐ
水にさらしてから干すようにしましょう。
現在はサツマイモの「実」の部分を食べている人が
多いかと思います。
(正確には実ではなく根ですが・・・)
しかし、葉や茎も美味しく食べる事が出来ます。
葉はお浸しや天ぷらに、茎は皮を剥いて煮物や
佃煮・油いためなど。
他にもそのデンプン質は春雨や水あめの原料にもなります。
サツマイモは様々な原料に
さつまいもを原料とした焼酎は鹿児島県の特産品ですね。
芋焼酎がブームになった時はさつまいもが足りなくなる
事態も起きたほど。
芋特有のほのかな甘みが女性にも飲みやすいと人気です。
飼料としても優秀で鹿児島の「かごしま黒豚」は
飼料の20%以上のさつまいもを与えた豚だけが
ブランド豚として認定されます。
秋口になると店頭に大きなさつまいもが並びます。
さまざまな調理法で秋の味覚を楽しんで下さいね。
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