お盆に供える花に決まりはある?マナー?ルールも?

スポンサーリンク

お墓参りなどに先祖や亡くなった方には
お供え物をします。

これは亡くなった方々への手向けとして
捧げるものです。

食べ物と一緒にお供え物には花を供える
のが一般的ですが、このお供え物の花
には決まりってあるんでしょうか?

故人が生前好きだった花を供えると言う
のはよく聞きますが先祖の好みなんて
まず解らないですよね。

そういう場合は正式な物を供えるべき
なのでしょうけど、どう言った物を
供えるのが正しいのでしょう?

お盆には専用の花があるのかも知れないし・・・

考えてたら色々な疑問が湧き始めました。

今回はお供え物の花について調べて
みましょう。

供える花にはマナーがある

obonhana01

葬式の時の一般的なイメージで言えば
になると思います。

ですが、何で菊なんでしょうね?

まず、供える花にはルールやマナー
あるようです。

香りが強い花、毒のある花、トゲがある花、
ツタやツルのあるツル性の花などなど。

もうこの時点でバラなんて供えたらアウト
ですね(笑)

その他にも不吉とされるものは基本的に
ダメなようです。

首からポトッと落ちる椿や暗く沈んだ
イメージのある黒系の花もダメですね。

それを考えると菊はこのどれにも当て
はまらないお供え物には適した花
言えますね。

食用でもあり、お供え物としては万能な
花と言えます(笑)

これらを守れば特に決まった花も無く
お盆にお供えする専用の花と言うものも
無いのが解りました。

前述のように故人が好きな花をお供え
するのも良いそうなので
気構えする必要は無さそうです。

供える花にはルールもある

obonhana02

意外と気づかなかったのですが、
お供えの花の本数は決まっているようです。

一般的な本数が3,5,7本、これは慶事に
おいて奇数が縁起が良い物として
日本の古くからの風習として
根付いている事が理由です。

更にそれを1対にしてひし形に整えて
供える必要があります。

これは左右に供えるから1対必要になる事と
神事で用いられる榊の葉の形を模している
からだそうです。

お盆にお供えする花

obonhana03

お供えする花は最低限のルールさえ守れば、
後は自由と言う感じです。

強いて言うなら、花言葉や色を意識した花
用意してあげると良いでしょう。

明るい色をメインにして、まとまる感じで
色を添えていくのが良いとされています。

前述の菊は色毎に花言葉があり、それぞれに
故人を思う花を添えると良いでしょう。

一般的な黄色の菊には「清浄」「高尚」
と言う花言葉があります。

obonhana04

仏花に人気の竜胆(リンドウ)には

「あなたの悲しみに寄り添う」
「悲しんでいる時のあなたを愛する」

と言った花言葉があります。

儚げな色合いもキレイで素敵だとは思います。

ちなみに敬老の日の定番の花でもあります。

母の日の定番のカーネーションも実は
お供えの花にも適していて

「私の愛情は生きている」「尊敬」

と言う花言葉があり、故人への言葉としても
申し分ないでしょう。

こうして花言葉を調べて見ていくと、
意外な花が実はお供え物に適している事が
解ります。

形式に捉われず、故人を偲ぶ心が一番
なのでしょう。

コメント