海外でも敬老の日は祝日なの?何と呼ぶの?イベントは?

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敬老の日は9月の第3月曜日に指定された
国民の祝日です。

元は9月15日だったのですが、
ハッピーマンデー制度により2003年から
変更になりました。

この敬老の日は日本国民の祝日ではありますが、
海外にも同じような慣習があります。

どこの国にもお年寄りを敬うと言う気持ちは
同じようですね。

それでは今回は海外の敬老の日について
お話します。

海外でも敬老の日は祝日なの?

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日本で言う敬老の日は海外にも数多く存在
しますが、祝日に指定されてる国はありません。

例えば中国にはお年寄りを敬う日に
「重陽節」と言うものがあり、

9月9日の旧暦の菊が咲く季節に行われる
別名・「菊の節句」と呼ばれます。

陽数の極である9の数字が重なる日である
ことから重陽と呼ばれ祝い事とされました。

ヨーロッパでもイギリスなどのように
国からの贈り物やロシアのように
慈善事業をする機会があっても、

国のイベントとして認識はされても
祝日にまでは至っては居ないようです。

このように海外では高齢者を祝い敬うのは
万国共通していますが、やはり祝日に指定
しているのは日本だけと言うのが特徴です。

そのため、海外からの旅行者や留学生など
外国の方々には、祝日としている日本の
敬老の日に対して好感を持つ人は多い
ようです。

海外で敬老の日を何と呼ぶの?

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敬老の日は日本独自の文化と言うわけでは
ありませんが、祝日に指定しているのは
日本のみです。

そう言う意味では独自の文化とも言えない
ことも無いでしょう。

それでは敬老の日を海外で説明するには
どうすれば良いのでしょうか?

日本独自の文化と言うことで固有名詞と
して考えるべきか、それとも別の言葉が
あるのか、気になるところですので調べて
みました。

調べてみたところ、敬老の日を英語で表記
するとこうなります。

「Respect for the Aged Day」

直訳すると「お年寄りに敬意を示す日」
になりますね。

お彼岸のように固有名詞で説明するわけ
ではなく、言葉の意味として説明するわけ
ですね。

お年寄りに敬意を表する気持ちは万国共通
なわけですから「高齢者を敬う日です」
と説明できるわけです。

海外の敬老の日のイベント

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敬老の日が祝日なのは日本独自の慣習ですが、
海外にも敬老の日に当たるものはあります。

とは言え、日本とは違い高齢者全ての方が
対象と言うわけではなく、それぞれの国で
捉え方が違っているのが興味深いところです。

・祖父母の日
Grandparents’ Dayと呼ばれ、年齢に関係
なく孫が居るか居ないかが対象のようです。
年齢的な見方は違いますが、中身は日本と
同様に祖父母=高齢者を敬う日のようです。
主にアメリカ、イギリス、フランス、イタリア、
台湾などで9月~10月に行われるようです。
・祖母の日、祖父の日
ポーランドの敬老の日に当たるイベントですが、
上記の祖父母の日と違うのは1月21日が祖母の日、
1月22日が祖父の日と分かれていることです。
同様に5月には母と父の日があり、常に女性が
先に来るように名前と日程が制定されています。
・重陽節
中国の9月9日に先祖供養や長寿祈願を行う日で、
近年では老人節、敬老節と呼ばれています。
以前は9の数字が続く日を厄除けの意味で
捉えていたのですが、数字の重なりが吉祥
であると考えられるようになり、祝うように
なりました。
・国際高齢者デー
高齢者への理解を深める日として1991年に
国連が10月1日に定めた日です。
英語では
「International Day of Older Persons」
と表記されます。

このように世界中で高齢者を敬う日は、
日本とは形が違えど存在しているようです。

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