うつ病との付き合いはとてもデリケート
なものです。
扱いを間違えると本人だけでなく周りを
傷つけたり、最悪取り返しのつかない
ことすら起こりえます。
また、うつ病とはどういうものかを理解
していない人が多いのも事実です。
うつ病とはどんなものか、実際にうつ
の経験がある人なら体験をもとに対策
もできるはずです。
今回はうつの経験がある方々の経験を
もとにしたお話をします。
経済的負担を減らすための自立支援
今回はうつ病にかかり、自身の通院から
入院までの経緯をブログにつつったある
方のお話です。
様々なことが起因して悪化してしまい、
入院を余儀なくされる方も中にはいます。
精神科に通院しても病状の改善が
見られない場合や、周囲への影響を
懸念した場合などによる措置になります。
入院に至らなくても、通院と言うのは
お金がかかるものです。
カウンセリングに薬代、交通費なども
かかる場合があるでしょう。
その場合は自立支援というものもある
ので、幾分かは負担が軽くなります。
精神科に定期的に通院している方は
自立支援を受けておいて損はありません。
担当の方すべてが説明してくれるわけ
ではありませんので、事前に調べて
おくと良いでしょう。
自立支援についての説明は
以下のURLからどうぞ
=>http://www.shakyo.or.jp/business/pamphlet_h1904.html
金銭面での悩みも精神的ストレスの一端
になってしまうので、できる限り負担を
減らしておくに越したことはありません。
うつ病入院日記
入院生活を始める方は当然のように様々
な不安を抱えます。
程度によっては入院する病棟も分けられ
ますが、今回の入院記録をブログに
つづったかたは開放一般病棟でした。
一般病棟といってもやはり規制は多い
そうです。
まず、自殺防止に凶器となるものや
紐などと言った類のものはすべて
没収されることになります。
例えが悪いかもしれませんが、
刑務所や留置場などでも同じ措置が
取られます。
うつは心の病なので、ふとしたことで
自殺衝動に駆られる人も少なくない
ようです。
首を吊るにしても高い必要はなく、
ドアノブでも死ぬには十分だからと
言う理由で長いものは全体的に禁止
されています。
薬もお金も全て病院が管理すること
になり、必要な時は自己申告しなくては
いけないようです。
これは場所によって差があるかも
しれませんが、全体的に病棟内は
うるさいそうです。
大声や奇声、独り言をつぶやく人が多く、
落ち着いて部屋で休めないという感想を
述べています。
このように客観的に観察ができると
いうことは、ブログの主は軽度だった
ことが窺えます。
実際に医師に相談して4日ほどで退院
させてもらったと言っております。
入院する場所によっては逆に悪化
しかねないとも思えますが、
この経験がかえって病状を早期回復に
向かわせたようにも見えました。
コメント