潰瘍性大腸炎のガイドラインとは?重症度別治療法は?

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潰瘍性大腸炎についてみなさんは
どのくらい知っているでしょうか?

潰瘍性大腸炎とは大腸の内側の層、
粘膜が荒れるなどで大腸が炎症
起こす病気を指します。

下痢、時として下血を伴うものや腹痛
が主な症状で、大腸だけにとどまらない
炎症を起こす場合もあります。

今回は潰瘍性大腸炎について調べて
みました。

潰瘍性大腸炎のガイドライン

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この難病にも指定されている
潰瘍性大腸炎はガイドライン
定められています。

ガイドラインとは治療指針と呼ばれる
もので、厚生労働省が主体となって
選出した医師などで作成されたもの
を指します。

ネットでの検索が可能で、自宅に
居ながらPDFファイルでいつでも
確認できます。

難病情報センター | 潰瘍性大腸炎
=>http://www.nanbyou.or.jp/entry/218

潰瘍性大腸炎/日本臨床検査医学会
=>http://www.jslm.org/books/guideline/05_06/164.pdf

潰瘍性大腸炎にもこのガイドラインは
存在し、重症度、症状に合わせたもの
に対する治療を全国的に統一したもの
が用意されています。

つまり潰瘍性大腸炎について調べたい
ことがあるならネットで症状や治療法
も調べられるので、

もし潰瘍性大腸炎の疑いがあるようなら
事前に予習するということができると
いうことですね。

ここで改めて潰瘍性大腸炎の症状の
特徴を挙げておきますので、

気になる方は一度ガイドラインを
見てみると良いでしょう。

「潰瘍性大腸炎という病気は、
大腸粘膜に原因不明の炎症が起きて
しまう病気です。
厚生労働省により特定疾患に指定
されており、下痢、出血、腹痛など
の様々な症状と症状の改善を慢性的
に繰り返してしまう難病です。」

潰瘍性大腸炎の重症度別治療法

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潰瘍性大腸炎は炎症を起こしている
範囲や、今回が初めての症状なのか
それとも再発なのか

一度は炎症が収まり落ち着いていた
のかなど、状態ごとに分類が分けられ
ます。

症状の重症度により、軽度、中等度、
重度、劇症に分けられるので治療の
方針もそれぞれ変わってきます。

軽・中等度の症状には基本的に
薬物治療が施され、薬を経口、
注腸、もしくは座薬など薬の種類
ごとに投与し炎症を抑えます。

状況によってはほかの薬を投与する
場合もあります。

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重・劇症の場合は即刻入院となり、
改善治療を施されます。

薬の大量投与による治療が行われますが、
必要に応じて大腸の摘出手術や人工肛門
の造設など大掛かりな手術の必要性が
出てくる場合もあります。

薬、特にステロイドの長期的な投与は
副作用の恐れがあるため、症状が落ち
着き次第投与を抑えたり中止すること
があります。

しかし、薬の効果が認められない場合
などには症状が重いものとみなされ、
入院治療に切り替わるケースもあります。

このステロイド治療には依存性なども
あるため、症状や状態に応じて症状
重いものと判断されて、重症例として
治療されることもあります。

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