潰瘍性大腸炎は現在の医療では原因不明
の難病として国に指定され、ガイドライン
も定められています。
一応発病の原因と思しき原因や
なりやすい人の傾向はある程度
分かっていますが、断定には
至っていません。
もし、自分や周りの人がこの潰瘍性大腸炎
にかかってしまった場合にはどのような
対応をするべき?
今回は潰瘍性大腸炎との付き合い方
について調べてみました。
潰瘍性大腸炎の疑い
おもな症状に慢性的な腹痛、下痢、下血
などが挙げられますが、それだけでは
特定に至りません。
もしかしたら他の病気の疑いも十分に
あり得ますので、いたずらに不安に
なることはありません。
その前に一応潰瘍性大腸炎のチェックが
ありますので、まずは医者の診断を仰ぐ
ほうが良いでしょう。
まず潰瘍性大腸炎かどうかのチェックを
始めてみましょう。
潰瘍性大腸炎の初期症状
・下痢の際に下血を伴っているか
・下痢の自覚症状があるか
・発熱はあるか
・激しい腹痛はあるか
・体重の激減があったか
・貧血気味であるか
・下痢と便秘を繰り返しているか
このうちの複数に当てはまる人は検査を
受けたほうが良いかもしれません。
検査方法には内視鏡、便潜血、血液、
X線などの検査方法があります。
潰瘍性大腸炎時の食事
潰瘍性大腸炎はその名のとおり大腸の
病気なのですから、食事にも十分気を
付けないといけません。
胃腸に負担のかかる食事だと悪化する
危険性もあるので、食事制限がかかり
ます。
この際に気を付けなければいけないのが、
何を食べれば良いかと言うことです、
まず、腸に負担をかけないものが
望ましいということは確かです。
・辛い物
・食物繊維が多いもの
・炭酸、アルコール類
・食品添加物、化学物質の含まれるもの
以上は避けたほうが良いでしょう。
食物繊維はなぜ?と思われる方も多い
ようですが、これは消化しにくい
栄養成分です。
便秘に良いとされていますが、食物繊維
は腸を刺激して排便を促すものです。
潰瘍性大腸炎の時は腸に刺激を与える
ことは悪化に繋がる原因となるので、
食物繊維は避けるべきです。
このことから、潰瘍性大腸炎に良いと
される食事は以下になります。
・食物繊維が少ないもの
・腸内細菌を整えるもの
下血や貧血などの症状が見える
潰瘍性大腸炎には筋肉や血を作る
たんぱく質が望ましいとされています。
できれば魚やささみなどの脂質の
低いものが良いでしょう。
動物性たんぱく質であるチーズなども
発酵食品で腸内環境を整えるのに
うってつけと言えます。
ただし、乳製品は消化に悪いものも
多く脂質が高いものもあるため体質
に合ったものを選ぶ必要があります。
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