2013年は伊勢神宮の式年遷宮が行われ、
色々と話題になっていました。
比較的近くに住んでいたので、
2013年のうちに行ってみたく思っていたのですが、
かないませんでした。
伊勢神宮
伊勢神宮は天照大神を祀る、
日本でも皇室とのつながりが強い神社です。
私は日本史を選択していたのですが、確か歴史上、
伊勢神宮の巫女は天皇家のお姫様がなっていたはずです。
当時伊勢神宮には三種の神器である草薙の剣があり、
最初の斎皇女である倭姫命により宮の兄、
景行天皇の息子であり自身の甥である小碓命に
授けられたという物語を読んだことがあります。
小碓命は今で言うヤマトタケルで、
有名な話にヤマタノオロチの討伐があります。
江戸時代に入ると、お伊勢参りという
庶民の伊勢神宮参拝が流行しました。
当時庶民の移動の制限が厳しかったことに対し、
伊勢参りの名目さえあれば、旅行の許可が出たからです。
当時から伊勢神宮周辺はお土産物屋や飲食店で
賑わっていたようです。
式年遷宮
式年遷宮とは20年に1度行われる、
神様のお引越しのようなものだとTVで言っていました。
しかし、その規模は大変なもので、
新しくする建物から装束から新調し、
今回の準備は8年もかかったというから驚きです。
材木も遷宮用に準備してあるもので、
木を苅りだす山も決まっているそうです。
ウィキペディアによると、
その費用は550億にものぼるということです。
気が遠くなるような準備と資金です。
今回の遷宮は62回目で、
その始まりは持統天皇が行ったものだということです。
1300年も続く行事、
やはり日本の歴史は深いなという気がします。
出雲大社の式年遷宮
行きたかったという理由で、
伊勢神宮ばかり挙げましたが、
2013年は出雲大社も式年遷宮を行っています。
10月に日本の八百万の神々が集まるという出雲の神社です。
こちらは60年から70年に1度とのことで、
私が生きている間に見ることはないのではないかと思います。
出雲大社に関してはあまり知識がなく、
調査不足なのですが、出雲の宮司、
出雲国造が南北朝時代まで一子相伝だったなど、
大層興味深いです。
この機会によくよく調べてみたいと思います。
式年遷宮の年に、訪れてみたかったのですが、
出雲大社は無理そうですので、
20年後の伊勢神宮には行けたらいいなぁと思います。
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