うつ病、身近な例と症状、対処、治療

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うつ病、と最近聞く機会が多くなりました。

私がそういう年齢になったからかもしれません。

身近な人間から知人の家族まで数名います。

うつ病とは、心の病であり、その原因は個人により様々です。

一概にうつ病といっても症状も個人差があり、
うつ病の中でも多くの分類があるようです。

身近なうつ病

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父がうつになりました。年初めのことです。

直接的な原因は祖母の他界だったのではないかと思います。

数年前に母を亡くしたとき、父はうつ状態になりましたが、
周囲のフォロー、主に同居を選択した妹のフォローで
持ちこたえました。

当時は近隣県に住んでいた私も乳児2人を抱え、
よく実家に顔を出したことも
大きいのではないかと思います。

そして妹の離婚、母方の祖母の他界、父の実母の他界。

喪失感からではないかと思います。

他にも色々とあるでしょうが、
そういうものが積もり積もって
心が耐えられなくなるのではないでしょうか。

彼は珍しく自分から病院へ行きました。

なぜなら1歳になったばかりの私の甥に、
投げたタオルが当たったようなのです。

激昂のまま投げた物が孫を傷つけたかもしれない、
そういう思いが彼を病院に行かせたらしいですが、
一般的にうつ病の人は自分から病院には
行きたがらないようです。

うつ病の症状

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うつ病は、眠れず、食欲が落ち、気分が一日中落ち込んでいる、
死にたいなどが続くとうつ病である可能性があるようですが、
うつ病とともに、他の精神障害を併発することも多いです。

私が身近で聞いた話でも、夜眠れない睡眠障害
動機、めまいなどを引き起こすパニック障害、

ある場所や出来事などが引き金になり、
不安やイライラで行動を抑制できなくなる
不安障害などあるようです。

父は不安障害うつ睡眠障害を同時に併発しましたし、
伯母はパニック障害になりました。

どちらもで落ち着き、
今はだいぶ改善したようです。

うつ病は早いと3ヶ月くらいで
薬の効能が出てくるらしいです。

うつ病への対処

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家族がうつ病になった場合、
同居の家族もうつ病になるくらい辛いようです。

私は遠方で父に直接対処したわけではないですが、
同居の妹からは怒られ、恨まれ、
現在は連絡も取ってくれなくなりました。

それほど大変だったようです。

今は日々父と電話する毎日ですが、
日によって声の調子が違い、話をするのも緊張しますが、
私の電話が少しでも気分転換になればと思います。

私のうちに旅行がてら来るよう勧めたのですが、
あまり環境の変化も良くないらしく、
父自身も来たがりません。

悪化するのが怖いのかもしれません。

父は自分のうつと対峙しようと努力していますが、
それは周囲がうつを否定しなかったことも
大きいと思います。

怠けているなどと思わずに、うつ病への理解を深めることが
うつ病患者の気持ちを少しでも慮ることが出来、
うつ病の治療への近道ではないかと思います。

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