昨今、春先に話題になるpm2.5は微小粒子物質といい、
大きさが2.5μm以下のものをいいます。
1μmは1mmの千分の一なので、
本当に小さい物質なのですね。
これは自動車の排ガスなどから発生し、
その大きさから肺の奥まで入り、
人体への危険が懸念されています。
春先はその風向きから、中国で発生した
PM2.5が偏西風に乗って日本へやって来るそうです。
西日本のPM2.5
この春まで西日本にいた私は、
毎朝空の色でPM2.5を感じていました。
多い日は白っぽく、遠くの山が見えないほどです。
それでも近畿の瀬戸内海方面はまだましだったのでしょう、
FACEBOOKに九州の友人が載せた写真は、
よくTVで見る、北京の映像のように真っ白でした。
こんなにひどいの!?と驚愕しました。
私は1歳の甥が九州にいるので、とても心配でしたし、
数人の友人からは幼稚園や保育園の遠足が
室内遠足になったなどの話も聞きました。
それでも子供は通園、通学をするし、
何かしらの朝の集会などで屋外に出る機会はありますから、
対策というとマスクをさせるくらいなのでしょうか。
もし私の子供ならずっとマスクをしているとは
思えないのですが。
近畿はそこまではないのですが、
毎日ネットでPM2.5の濃度を調べて
外出を控えたりなどはしていました。
東日本のPM2.5
姑があまりにも西日本のPM2.5を非難するような
発言をするので、東日本はそうないのかと調べてみると、
東日本もやはり飛来するものはするのですね。
日によっては、風向きのせいでしょうが西日本よりも
濃い数値が出ている日もありました。
日数の多さはやはり西日本の方が多いでしょうが、
別に東日本にいるから安全というわけでもないのに、
何言ってるんだとひねくれた考えも持ちました。
実際今東日本に住んで、今の時期は日本全国
そう危険な濃度は出ていませんが、
こちらは大変乾燥していますから、
私の住んでいた瀬戸内側などよりも
微小粒子が舞いやすく思います。
PM2.5への対策
PM2.5はその細かさから体内に入りやすいです。
私の出身鹿児島県は桜島の火山灰が空から降ってきて、
一見似たようなものですが、
大きさが全然ちがい、粒が大きいので鼻や口内で大半が
唾と鼻水に混ざって体外へ出され、
体内にしかも血液内に混じることなど無いのですが、
PM2.5は小さすぎるので血液内に混じり、
体内の臓器にまで影響を及ぼします。
それを防ぐにはマスクしかないようです。
しかし、普通のマスクでは目が粗くて粒子が
入り込んでしまうので、PM2.5対策用のマスクが
売っているようです。
子供用ももっと種類を出してくれれば
良いのにと思うところです。
隙間を開けずにぴったりとマスクをしましょう。
また来年の春先にもやってくるでしょう。
今のうちに知識をつけて、対策を練りたいと思います。
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