エルメスというブランド
エルメスは、言わずと知れた、
フランスの一流ブランドの名前です。
その名はほかの有名ブランドとは
一線を引いているように感じます。
主にお値段の点で。
元々は馬具の工房であることも
そのロゴから分かりやすいです。
エルメスのバーキン
最も有名なバッグのシリーズといえば、
バーキンではないでしょうか。
その名は、イギリスの女優
ジェーン・バーキンに由来します。
ジェーン・バーキンは何もかもをバッグに突っ込むので、
彼女に合わせたバッグを作ったことが始まりだと、
本で読んだことがあります。
これも有名な話です。
その由来のとおり、口は大きく、
中身はパックリと開いて見やすいバッグです。
多少重たいのが難点ですが、どっしりとした革、
しっかりとした縫製、
ちょっとやそっとでは壊れはしません。
知人に持たせてもらいましたが、
100万を超えるバッグかと思うと
おいそれと触れませんでした。
バーキンは大変人気があり、
エルメス本店でも目当ての色は見つからず、
オーダーは数年待ち、と聞きました。
運良く目当ての色があれば、
取り寄せられるようです。
これも知人に聞いた話です。
エルメスのケリー
バーキンと並んで有名なシリーズがケリーバッグです。
この名前はモナコ公妃、
グレーズ・ケリーから由来したものです。
バーキンよりもフォーマルなタイプになります。
品があり、持ちやすく、
ケリーには肩掛けの紐もついています。
これも知人に見せてもらい、
なんと2度ほど拝借したこともあります。
こちらは80万ほどでしょうか、
緊張して呼ばれた結婚式では私でなく
バッグのために椅子が欲しかったほどでした。
内縫い、外縫いなど縫い方にもこだわりがあり、
お好きな方は、この色の内縫い、
などと注文があるようです。
私は雑誌に載っていたネイビーのケリーが
素敵だと思いました。
アナウンサーが持っていたような気がします。
エルメスその他の商品
他にもボリードなど人気の高いバッグもあります。
それにエルメスはスカーフも大変素敵な柄です。
私も1枚欲しいなぁと思ったりしますが、
なかなか手が出ません。
同じケリー、バーキンタイプのバッグでも
エルメスの重厚さ、品の良さ、佇まいは
秀逸だと思います。
他にもいくつか美しいブランドはありますが、
エルメスは最たるものだと思うのは
庶民の浅はかさでしょうか。
私も2点だけエルメスの商品を持っています。
ボーナスをはたいて買ったオーソドックスな
時計、貯金を切り崩したバッグ、
どちらも身につける場がなくて
タンスの肥やしになっています。
それでも頑張ろうという気にさせてくれる、
そんなブランドです。
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