お盆休みに帰れない!そんな時はお供え物をお送りしよう!

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多くの地域のお盆、今年は水曜から土曜までがご先祖様が
帰ってこられる時期とされていますね。

出来れば帰省して、直接手を合わせたいけれど…

・実家が遠い
・配偶者の実家の方へ帰省しなければならない
・仕事が休めないor 子どもの行事がある
・せっかくの長期休暇なので友人と出掛ける予定がある

と、何かと現代人はお盆の時期に合わせて帰省できない事情
あったりしますよね。

そんな時、お供え物だけでもお送りしてみてはいかがでしょうか?

1:お供えにベストな食品

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 お盆というと、果物の盛り合わせなどがよく挙げられます。

 勿論、そのようなお品も良いのですが、帰省できないのであれば
住んでいる地域の銘菓のようなお品を送るのもお勧めです。

 お盆の時期には親戚などが来訪する可能性もあり得ますので、
出来れば小分けになっている銘菓を送ることでおすそ分けも出来ますし、
その土地に行かねば購入しないような銘菓は喜ばれます。

 ただし、真夏ですので常温で日持ちがするものなどを選びましょう。

 クール便などを利用してもいいのですが、
日持ちのするものというものを頭に入れて選ぶようにしましょう。

 また、故人が好きだった物なども喜ばれますが、
タバコやお酒などというものはあちらの世界では良くないもの
とされているようですので、そのような嗜好品
避けるようにした方が無難です。

 お取り寄せの品も喜ばれます。

小分けになっているカステラなどは日持ちがしますし、
長崎の大手カステラ屋さんではキューブ状になっているものなども
ネット通販されていますので、物珍しいお品も喜ばれると思いますよ。

2:お供えのお花

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 お盆にお供えするお花は白を基調をしたものが多いですが、
地域によっては色鮮やかなお花をお供えする風習がある場合も
ありますので、事前に調べておきましょう。

 花束も勿論、喜ばれますが、仏前に飾れる花束は限られてしまいますので
フラワーアレンジメントのようなものを送ることをお勧め致します。

 そのまま、仏壇の側に飾って頂けますし、
同じ予算でもフラワーアレンジメントの場合の方が見栄えがすることが多いです。

 今は、ネットで注文することも出来ますし、
花キューピッドのように近所の花屋さんに出向き、
「こういったアレンジを」とお伝えし、お支払を済ませておくと、
送る先のご近所の花屋さんがアレンジを作って届けてくださることもあります。

 お花は予算が全く分からないという方もいらっしゃると思いますが、
個人で送る場合は5,000円~10,000円が相場とされています。

ご夫婦・ご家族といった連名で送られる場合は7,000円程度
予算にしておくことをお勧め致します。

 相手に届く時期は、お盆の入りの前日もしくは
当日の午前中には届くように手配をしましょう。

3:花ロウソクやお線香

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 ご親戚が多い所や「お花やお菓子は…」と迷ってしまう方は
花ロウソクや贈答用のお線香などはいかがですか?

 お盆の時期、花ろうそくはお花をお供えするのと同じ意味が
込められており、またお線香をあげる方の目も惹きます。

 「夏場だし、お菓子やお花を頂いてもすぐに傷んでしまう」

と困っている方もいらっしゃるとの情報を耳にしたことがあります。

 花ろうそくは数本セットで購入できますので、
お近くの仏具店やネットショップで探してみましょう。

 そしてお線香ですが、日常的にお線香を上げておられる方は
比較的、安価であり、コンビニなどでも入手できてしまいそうなものを
使用されている場合が殆どです。

 3,000円~5,000円程ですと、白檀のお線香など、日常的には
あまりお使いにならないであろうお線香を購入できます。

10,000円前後の予算がある場合は、伽羅や沈香などの
希少価値が高いお線香もありますので、
心ゆかしい贈り物として喜ばれます。

 多くの仏具店やネットショップで
「贈答用線香」を探してみると、いいでしょう。

=>楽天市場で「贈答用線香」を探す

 お線香は香りを確かめるという点でも、
出来ればご自身で香りを確かめられることをお勧めしますが、

予算的に5,000円以上の贈答用お線香は殆どが希少価値の高いもの
ばかりですので、お時間がない方などはネットショップなどで
予算に応じて検索をしてみましょう。

4:お金

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 「商品を選んでいる時間がない!」という方はお金を
現金書留でお送りするということも出来ます。

 しかし、確かに一番頂いて助かるものではありますが、
身内でお金だけお包みしてお送りするというのを
年配の方は嫌う傾向にあります。

 新盆などではお金をお包みすることもありますが、
新盆以降の場合は相手が返って恐縮してしまう可能性もありますし、
露骨に金額が分かってしまうので出来れば避けた方が無難です。

 その地域の風習としてお金を包む風習があるのであれば
構いませんが、一度確認をしましょう。

 また、その際の不祝儀袋は水引きが黒白のものを使用し、
結びきりのものが基本です。

「御供物料」などと表書きされることをお勧め致します。

いかがでしたでしょうか?

直接、墓前や仏前にご挨拶に行けなくても、故人のことを思い、
心の中で手を合わせているだけでも故人に思いは伝わると思います。

帰省できない場合は、上記のような品以外に事前に電話などで
連絡を入れることと、手紙などを同封することをお勧めします。

ただ品物を贈るだけでは不躾になってしまいますので注意しましょう。

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