ユニセフとは?日本ユニセフ協会は国連と違うの?募金は?活動内容は?

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ユニセフ(unicef)と言う言葉を聞いたことはありますか?

聞いたことのある人は、ユニセフとは何か知っているでしょうか?

イメージとしては、途上国への支援をしているところ。

募金を募っているところ、と言った所でしょうか。

では、具体的にユニセフとは何なのか、調べてみました。

ユニセフとは?

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ユニセフの正式名称は「国際連合児童基金」と言います。

その名の通り、子供達のために活動する機関です。

それが何故ユニセフと呼ばれるかと言うと、以前の名称

「国際連合国際児童緊急基金」
「United Nations International
Children’s Emergency Fund」

の頭文字を繋げて「UNICEF」と呼ばれるようになったのです。

設立されたのは第二次世界大戦が終わった1945年で、
日本も1949年から15年間に渡り援助を受けました。

主に物資の援助を中心に活動していたのが、生活そのものを
変えなければ状況は変わらないと、活動の幅を広げます。

今では物資の援助だけで無く、教育や医療など様々な支援
行っています。

国連ユニセフと日本ユニセフ協会との違いは?募金は?

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ユニセフは国連の一機関でありながら、国連本体から
活動資金が出ている訳ではありません。

各国政府からの任意の拠出金と募金で成り立っているのです。

その募金は、実は国連のユニセフでは行っていません。

民間からの募金を推進するための窓口として
設置されているのが、国内委員会と言う非政府組織です。

その一つ、日本にあるのが「日本ユニセフ」と呼ばれている、
「日本ユニセフ協会」です。

東京には「ユニセフ東京事務所」と言うものも存在しますが、
そちらは国連ユニセフ直轄の、政府との窓口として
活動しているので、募金は受け付けていません。

ユニセフの活動内容は?

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子供達を守るため、予防接種の普及や安全な衛生環境の確保、
栄養改善や教育、自然災害や武力紛争時の緊急支援など、
その活動は多岐に渡ります。

けれど共通しているのは、もちろん子供達の幸福。

国際条約に、通称「子どもの権利条約」と言うものがあります。
その4つの柱には、

「生きる権利」
「守られる権利」
「育つ権利」
「参加する権利」

が掲げられています。

日本では当たり前のことが、
世界ではまだ当たり前ではないのです。

それが当たり前になるように、ユニセフはこれからも
活動していくのでしょう。

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