毎年12月12日の「漢字の日」に、清水寺でその年を
イメージする漢字一字が発表されるのは、ニュースでも
よく取り上げられているのでご存じの方も多いかと思います。
たった一文字でその年のありようが分かるというのは
すごい事だと思いませんか?
他にも漢字一文字で表現しているものや、面白い読み方の漢字
など、簡単に漢字一文字と言っても色々あります。
それを少し調べてみました。
漢字一文字で表記するとアメリカは「米」ではトルコは?
色々な国を漢字一文字で表記するのをよく目にしますよね。
アメリカは「米」。イギリスは「英」。ではトルコは?
これは「土」なのです。
「土耳古」と書いて「トルコ」なので、「土」。
なかなか目にする機会が無いのは、
「埃」「星」「希」「巴」「新」「伯」などでしょうか?
それぞれ順番に
「シンガポール(星加坡)」
「ギリシャ(希臘)」
「パナマ(巴奈馬)」
「ニュージーランド(新西蘭)」
「ブラジル(伯剌西爾)」
です。
他にも表記方法があったり、必ずしもこの一文字で表記したり
する訳ではないようですが、思いも寄らない漢字が出てきたりも
するので、ちょっと面白いですね。
漢字一文字の苗字(名字)は?
次はよく目にする漢字一文字の苗字(名字)。
何が思いつきますか?
「林」さんや「森」さん、「原」さんなどはお知り合いにも
いたりするのではないでしょうか。
「蕨(わらび)」さんや「塩」さん、「鰻」さんなど、
なかなか面白い名字の方もいらっしゃるようです。
こうして見てみると、自然に関係するものには漢字一文字が
多いような気がしてきました。
そこで次は、自然に関するもので調べてみようと思います。
漢字一文字の花の名前?
自然と言ってまず思いついたのが花の名前。
日本人に一番馴染みのある桜にはじまり、
梅、桃、葵、椿に藤、蘭、柊、菫
などもありますね。
花に限らず、草だって漢字一文字です。
草、木、それが集まって、林、森。
それを潤す雨や水、命を与える光。
そして全ての礎となる土。
こうして調べてみると、ただの漢字一文字といえども、
その一文字にはたくさんの意味が込められています。
身の回りの漢字一文字を探してみるのも楽しいかもしれません。
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