夏目漱石の作品は?三部作は?名言は?漱石流「月が綺麗ですね」とは?

スポンサーリンク

夏目漱石と言う名を耳にしたことがない人は、なかなか
居ないのではないでしょうか。

国語の教科書で夏目漱石の小説を読んだこともあると思います。

以前は千円札の肖像にもなっていました。

その夏目漱石について、少し調べてみました。

夏目漱石の作品と言えば?三部作は?

souseki01

夏目漱石は、みなさんご存じの通り小説家です。

たくさんの作品がある中で、良く知られているのは何でしょう。

教科書に取り上げられていた「こころ」や、冒頭の書き出しで
一気に引き込まれる「吾輩は猫である」、漱石自身の体験を
元に書かれた「坊っちゃん」

淡い恋の物語「三四郎」

これは「それから」「門」へと続く三部作と言われる一つです。

夏目漱石の前期三部作は
「三四郎」「それから」「門」

後期三部作は、
「彼岸過迄」「行人」「こころ」

と一般的に言われています。

こちらも冒頭部分が有名な初期の作品「草枕」

不思議な夢を見た話「夢十夜」

漱石最期の未完の作品「明暗」など、色々とありますね。

小説の他にも、評論や句集、随筆などたくさんの作品を
残しました。

そんな数々の作品や人生の中で、漱石はたくさんの名言
残しています。

夏目漱石の名言とは?

souseki02

「記憶して下さい。私はこんな風にして生きて来たのです。」

「食いたければ食い、寝たければ寝る、怒るときは
一生懸命に怒り、泣く時は絶体絶命に泣く。」

「人間は好き嫌で働くものだ。」

「熊本より東京は広い。東京より日本は広い。日本より
頭の中の方が広い。」

「人間はね、自分が困らない程度内で、なるべく人に親切が
してみたいものだ。」

「僕は死ぬ迄進歩する積りで居る」

「君、弱い事を言ってはいけない。 僕も弱い男だが弱いなりに
死ぬまでやるのである。」

たくさんの名言の中から選んでみましたが、心に響くものは
あったでしょうか?
他にもまだまだたくさんあります。

その中でさらに有名な言葉が。
それは「月が綺麗ですね」

夏目漱石の言う「月が綺麗ですね」の意味は?

souseki03

漱石の教師時代の逸話にこんな話があります。

生徒が「I love you」「我君を愛す」と日本語に
訳したところ、

「日本人はそんなことを言わない。
月が綺麗ですね、とでもしておきなさい」

と言ったそうです。

これは後世の創作だとも言われているのですが、確かに
日本人には「愛す」「愛している」と言う言葉は恥ずかしく
言い辛いのも分かります。

それを「月が綺麗ですね」で伝えようとした漱石、もしくは
漱石ならばそう訳すだろうとした後世の人には脱帽です。

いつか誰かに言ってみたい言葉でもありますね。

コメント